豺狼の介護生活と対策等

母の介護と豺狼の日々

介護しながら出来る仕事 (考察)

 私は現在自由業をしています。


 本当は会社勤めをしてましたが、母の容体が急変した時と父が急に倒れた際に病院強制連行する時と母の介護とたまに叔父の入院付き添いする為度々会社を休んでたので、何度も就職と解雇を繰り返す事になり、今では友人の会社に日雇いで行ける時だけ仕事に行く個人経営というか自由業みたいな事をしています。
 訳アリ(容体が急変したりした場合休む)の為バイトより安い日当です。(前までの単価の3分の一になりました)


 かっこよく言えばフリーランス、ダサく言えばニートと変わりません。
社会保障もなにも無く、作業着から何から何まで自腹なうえ経費として計上できないと税務署相談で言われたので控除無しでの申告になり収入の1/3が税金で消え、市民税と県民税、健康保険代やらで金が無いので、家にあるモノ売って何とかしのぐ予定です。
役所「税金は皆払っていますので借金してでも払ってください」
と言われました。


 他の方はどうしているのでしょうか?
 調べても私の事例に当てはまるのが無いです(親を見捨てるようなのはあった)


 ちなみに控除手続きをしましたが、働いている人には適応できないと言われました。
働いたら負けなんて言ってたやつがいましたが、本当に働いたら負けました・・・・。


これが現状。
こっから考察


〇 バイト
 時間指定有、緊急退社が不可能に近いので無理(実際面接で断られた)


〇 内職
 他の人はどうか分かりませんが、親が我儘なのでゴミ溜めの我が家では不可能


〇 派遣
 実際に働いてクビになったので不可能


〇 日雇い
 派遣と同じだが、基本行ける日を指定する又は事前に選択する為緊急時の対応が不可能


〇 正社員
 事情を隠して行く分にはいいが、月10回以上病院行き来する私に隠し通せるわけもなく、そもそも受からない。


〇 自営
 案はあっても実行するだけの資金も場所も無く、銀行の信用が無いので借り入れも出来ないので不可能
 絵描きやプログラム系の才能もありませんし、動画や写真撮る機材も無いので厳しい


ということで、現状で耐えながら何か良い仕事を考える日々を送っています。2

介護認定 (認定されない訳)

 介護認定を貰うには、医者(主治医)の診断書と必要な書類が提出されてから一時審査で役所から調査員が派遣され、その調査報告を月2・3回行われる審査員数名が集った際に書類上で審査し、そこを通過しなければ認定は貰えません。


 後で知りましたが、不正に認定を受ける人が後を絶たない為調査員が申請者の声を嘘と判断し、その場の一時的動作でのみ判断する傾向が強くなり、歩いたり喋ったりするのに問題ない人は問題なしと判断される為、私の父と母のように文字がかきにくかったり耳が聞こえなかったり日によって起き上がれなかったり(調査時に起き上がれたら出来るものと判断される)普段病院に通っていない(調子が悪くても病院に行かないので体調にばらつきがある)場合、審査時調子が良ければ問題なしと判断されるそうです。
 我が家のように「今はええけど夜になったらよく転倒している、朝抱えて起こさんと起き上がれない」と訴えても、【今】そうなっていない時点で調査員からすればその声は嘘と判断されるのだと思います。怪我してもかすり傷程度でも病院に行かないなら証明も出来ないので尚更嘘と判断されます。
 家族の者が必死に訴える姿も調査員にとっては「そんな大げさな・・・(これは嘘だな)」と思われる原因なのだと思います。


 その為、我が家のように認定が貰えず支援もされず、誰かが付きっきりで介護して疲れ果てるという二次災害?父が倒れ私が度々会社を休まねばならずまた会社クビになったので3次災害?になっている事例が数多くおあるのではないかと思います。


 実際、ペースメーカーを付けた車いすの方でも要介護ではなく支援1という最低ランクの認定しか貰えない人(仕事で伺った家で家族の方に聞いた)や、耳が全く聞こえずおばあさんがお爺さんの世話をしている人(買い物で見かけて声をかけてみた)はどちらも認定が無かったりと、世の中介護保険だけ払っている介護の必要な人が多く、仕事で出会った「わし要支援2なんや」と言いながら仕事しているおっさんが認定貰える(実際は役場の人間のツテを使ったと喜々として語っていた)のが現実みたいです。
 所詮は【お役所様】なのです。マニュアル以外の事はしないし【お役所様】なので他人が困ろうが関係ないのです。(当たり前ですけどね^^;)


 こう言った事から、母の一回目の審査・父の二度の審査で認定を受けれなかったのは父や母の声や私の声だけ(家族だけの立ち合い)では認定は貰えにくいという現実を私が知らなかった為だと思います。


 結論を言うと、介護認定を貰えるかどうかは【運】要素が強く、少しでも認定される確率を上げる為に、審査の際は家族の現状をしる統括センターの方かデイサービス等介護に関わっている人に立ち合いを求めた方が良いと思います。

介護認定を検討している方へ

 以前の記事にも書いていますが、経験上言っておきます。


主治医がいないとなかなか申請できません。
 父が入院し、3度目の手続きをしていますが、医者が診断書を書いてくれないので書類がそろわず申請できませんでした。
 主治医とは患者の専属みたいな医者ですが、一般の方は頻繁に病院に行くわけではないので主治医なんていないものです。


 では主治医がいないばあいどうすればいいか?
簡単な話です。
 今行っている病院の先生に書いて貰えばいい話です。
ですが経験上書いてくれませんので、先生に断られたらその病院の相談室に相談してください。
 大抵相談員が相談に乗ってくれます。


 小さな病院の場合相談室が無い場合があります。
その場合はお住まいの地域の地域統括センターもしくは保健所の窓口へ相談してください。
 医者の診断書が無ければ介護サポートを何も受けれません。


 我が家は母の認定を受けれるまでの1年間、それから1年間父の介護疲れで父が何度も倒れ、年間17回の救急搬送と3度の入院、細かいのを言えば、突然倒れる、熱で父の代わりに母の介護等で急に会社を休む、勤務中に家に戻らねばならない等を繰り返し会社を3度クビになりました。
 今は日雇いの安いバイトをしながら様子見をしている段階です。


 この程度よくある事らしいです。


 もう親捨てていいですか?
 親にかかる金だけで月何十万飛んで行く人生って何ですか?
 私は親の面倒見る為に生きているだけの人間ですか?
 生きる意味が分からなくなります・・・。